痛風だけじゃない、高尿酸血症のいろいろ。

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他にもある、怖い合併症

高尿酸血症により引き起こされる病気としては痛風、腎障害、尿路結石などがよく知られていますが、最近ではメタボリックシンドローム、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を合併しやすいこともわかってきました。高尿酸血症の人は、尿酸値が6.0mg/dL以下の人に比べて生活習慣病を合併する割合が3倍以上であることが報告されています。

メタボとの密接な関係

「メタボ」=「太っている人」と思われがちですが、「メタボリックシンドローム」とは、内臓脂肪を基盤に、さらに、高血圧、脂質異常、高血糖(糖尿病)の軽度な代謝異常を2つ以上合併して起こしている状態をいいます。メタボリックシンドロームになると生活習慣病の原因やリスクが増大し、動脈硬化を引き起こしやすくなります。
近年、そのメタボリックシンドロームと高尿酸血症の密接な関係がわかってきました。尿酸値が高くなるにつれてメタボリックシンドロームの発症率が上昇することや、メタボリックシンドロームの要素が増えると尿酸値が高くなるということが明らかになっています。内臓脂肪が多い人ほど尿酸値が高く、尿酸値が高い人は内臓脂肪が多いという調査データからも、メタボと高尿酸血症が密接な関係にあることがわかります。

高血圧、脂質異常、高血糖が動脈硬化を引き起こしやすくなり、動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞につながる恐れがあります。

メタボリックシンドローム診断基準:ウエストの周囲が基準値(男性85cm以上、女性90cm以上)を超えている場合で、『脂質異常(中性脂肪150mg/dL以上、HDLコレステロール40mg/dL未満のいずれか、または両方)』、『高血圧(最高(収縮期)血圧130mmHg以上、最低(拡張期)血圧85mmHg以上のいずれか、または両方)』、『高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)』の2つ以上に当てはまれば「メタボリックシンドローム」と診断されます。

高尿酸血症は心筋梗塞や脳卒中の原因?

高尿酸血症に生活習慣病を合併することで動脈硬化のリスクが高まることがわかっていますが、最近になって、尿酸が血管に対して炎症などのダメージを与えることで動脈硬化の直接の原因になる可能性も示されています。日本人の死因の2位と3位を占めるのが心筋梗塞や脳卒中など動脈硬化により引き起こされる病気です。尿酸値が7.0mg/dLを超えたら生活習慣の改善を行うなど、早めに尿酸コントロールに取り組みましょう。

高尿酸血症&メタボを防ぐ食生活

「食材選び」「調理法」「組み合わせ」の秘訣の“技”を毎日の献立に取り入れ、食生活面からも高尿酸血症の改善を目指しましょう。

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