痛風だけじゃない、高尿酸血症のいろいろ。

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薬による治療

高尿酸血症の治療(尿酸コントロール)と痛風発作が起きているときの治療では、使う薬は異なります。

  • 高尿酸血症の治療薬

  • 痛風発作時の治療薬

尿酸値は薬でコントロールできる

生活習慣を見直しても尿酸値が下がらない場合や、既に痛風発作を起こしたことがある場合などは、「尿酸降下薬」という薬によって尿酸値を下げる治療が行われます。
「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第2版」では、以下に該当する場合は薬による治療が望ましいとしています。

  • 痛風発作を起こしたことがある、または痛風結節のある方
  • 尿酸値が8.0mg/dL以上で合併症*のある方
  • 尿酸値が9.0mg/dL以上の方

*ここでいう合併症とは、腎障害、尿路結石、高血圧、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、糖尿病、メタボリックシンドロームなどです。

尿酸降下薬の種類

尿酸降下薬には、尿酸の生成を抑える「尿酸生成抑制薬」と尿酸の排泄を促す「尿酸排泄促進薬」があり、医師の判断により薬が選ばれます。

【尿酸降下薬の種類】尿酸生成抑制薬(フェブキソスタット、アロプリノール):尿酸が体の中でつくられるのを抑える薬です/尿酸排泄促進薬(ベンズブロマロン、プロベネシド、ブコローム):尿酸を体の外に出しやすくする薬です

「ゆっくり、しっかり」が基本

尿酸値を急に下げると、それまで関節に蓄積されてきた尿酸の結晶が一気に溶けだし、痛風発作が起こることがあります。高尿酸血症の治療は、「ゆっくり、しっかり下げる」がキーワードです。医師の指示に従って、徐々に下げていくことが大切です。一般的に、尿酸降下薬は少量から飲み始めて、3~6ヵ月かけて徐々に尿酸値を下げて薬の量を決めていきます。
また、尿酸値が下がったからといって、すぐに薬をやめてしまってはいけません。薬を飲み続けてそのまま尿酸値が低い状態を維持することが大切です。尿酸値が下がれば、関節などに沈着している尿酸の結晶が少しずつ溶けだすため、痛風発作の再発を防ぐことができます。

尿酸降下薬を飲んでいるときも、生活習慣の改善を心がけ、気長に目標の尿酸値を達成するゆとりを持ちましょう。

尿酸値をゆっくり下げる理由

尿酸値をゆっくり下げる理由について解説した動画をご覧になれます。
監修:清水 徹 先生(みどりヶ丘病院 副院長)

動画を見る

薬による治療(痛風発作時の治療薬)